スタッフの一日 - 仙台市宮城野区｜よろず訪問介護日々全力

仕事の流れについて

私はパートアルバイトの職員なのですが、通常は事務所には出社しないで、直接利用者様のご自宅へ直行します。

予定のスケジュールを事前に確認していて、特にキャンセルなどの連絡がなければ、何曜日の何時はこちらの利用者を担当するというのが決まっています。通常は毎週〇曜日の〇〇時は誰々というふうに固定のスケジュールになっています。

全体的な主な仕事としては、身体介護と生活支援について対応します。
利用者様の予定内容は予め決まっているので、お宅に伺ったらこれとこれとこれをやる。という形で決まっていて、それ以外のことは基本的にできません。

キッチンやお手洗いの掃除、病院から処方されているお薬をきちんと服用しているかの確認など、その都度の予定内容に沿って対応しています。

そういった感じで、1日に概ね４〜５件程度の件数に対応しています。

各利用者様ごとの情報についてはスマホからwebにアクセスして、体調面やその日の様子などを入力しています。

勤務時間などについて

私、個人的に朝早いのが苦手なので、遅めの時間帯からのケアに対応するシフトをお願いしています。
そういった希望にも比較的応えてもらえるのはいいことだと思います。

生活支援の予定であれば45分間対応、身体介護や入浴介助などであれば90分、120分対応など、利用者様の予定の内容に応じて対応時間が決まっています。
そういった感じの組み合わせがあって、大体1日４〜５件程度の対応をするようにシフトが組んであります。

直行直帰の勤務なので、おおよそ時間通りの勤務時間になっていると感じています。

入社して感じたこと

入社するまでは、介護業界やヘルパーの仕事について全く知りませんでした。

まず、「株式会社フルパワー – 日々全力」という社名についても、私自身、それほど情熱的ではないし、ぐいぐい前向きにって感じよりはフワッとマイペースな性格なんです。

入社して感じることは、社長や橋本さんはすごく熱い思いを持っていて、朝から晩まで動き回っているような人です。本当に社名を表しているというか。

いつも元気でいてくれるので、すごくいいエネルギーをもらえているなと感じます。トップダウンでやらせるという雰囲気でもなく、仕事に対する意識づくりというか精神的な部分での取り組み方をいつも伝えてくれます。

他の職員の皆さんも、本当に一人一人根がいい人。やはり困っている人を助けたいと思って働いていて、お金が目的とかそういうのではない人たちの集まりなので、心がいい人たちばかりだなと感じます。

ダブルワークという働き方

元々、この会社に入るにあたって、ダブルワークを前提として採用してもらっています。

このヘルパーという仕事の他に、別の会社と契約して、飲食店や足ツボマッサージなどで働いてきました。

社員になって専業にすると、朝から夕方までという拘束時間になってしまうため、仕事に縛られるような感覚があります。パートタイムでダブルワークで生活するスタイルの方が自分には合っているように思います。

パートタイムであれば、一つの職業で長時間労働、長時間拘束ということもないので、複数の職業を掛け持ちすることについても特に抵抗や負担は感じません。

私の場合、仕事で苦手だなと感じる出来事があると「この仕事は向いていないのかも」とネガティブになってしまうことがありました。
一つの職種の中で解決できればそれに越したことはないと思うのですが、ダブルワークで他業種でも働くことで、気持ちの切り替えができ、それぞれの仕事を一生懸命できる余裕ができると感じています。

実際のところ、ヘルパーの仕事は現在週３回程度なので、金銭面としては複数の仕事をしないと生活が成り立たないところもあります。

もう一つは、ヘルパーの仕事ではお年寄りの方と接する時間がほとんどです。別の年代の人とも仕事で関わりたいとも考えています。たくさんの人と関わり、さまざまな職種を経験することで、自分の中に多くのスキルが積み上がっていくことは、とても良いことだと考えています。

この会社はそういった個人の働き方に対して理解があると思います。複数の職業を持ち、生活を維持できる収入が確保できて、色々なスキルを習得しながら多様な人たちと関わり合いながら生きていくということは、非常に魅力的だと考えています。

個人の価値観を大事にしてくれる

個人の価値観に合う自由な働き方を認めていただいているというのは、会社が柔軟だということだと思います。

社長はじめ職員の皆さんにもご理解いただいて感謝しています。
色々な仕事をして色々な経験があることについて、好意的に受け止めていただいていることは嬉しく思います。

週に数回、短時間の仕事をいくつか掛け持ちして働き、気持ちを切り替えながら、ヘルパーの仕事も長く続けていきたいなと考えています。登録ヘルパーさんの中には70代の方もいらっしゃるので、自分が元気なうちは介護の仕事を続けられるんだ。という希望もあります。

経験を積んで覚えていくことで、長く働きつづけて行けたらいいなと思います。

今後の希望や将来的な目標

大学では料理というか食べ物の勉強をしていました。とはいえ、飲食店などで本格的に栄養管理して調理をして提供するような仕事についたことはありません。
今の仕事に携わるようになってから、料理や健康、栄養管理などについて考えるようになりました。
今は、利用者様のご自宅や、休みの日に自宅で作る料理も、将来の目標に向けてのスキル獲得と思って楽しみながらやっています。

将来的には、食べ物と関わる仕事をしたいと思っています。
ヘルパーの業務に関連して、利用者様やご家族などを対象とした小料理屋、居酒屋のような「楽しく過ごす空間」のようなものだったり、利用者様向けのお弁当やお惣菜などを提供するような部門だったり。農業にも少し興味があ流ので、事務所敷地内の一角を使って畑で自家栽培をしたりするもの一つのアイディアだと思います。
シフト時間の前に畑で作業して・・・なども楽しそうですね。

利用者様の中にはご自宅で野菜を育てている方もいらして、共通の話題として今育てているものや種がどうだとかいうお話もできるのかなと。ヘルパーの仕事としてはしっかりと業務範囲が決められているということもあります。業務範囲外の支援のような部分を別の業態として正規に提供することで、利用者様の満足や喜びにつながったらいいなと思います。

利用者様を多角的に支援できる体制を今後考えていく上でも、ダブルワークとしてさまざまな経験を積みながら、将来の夢が実現できるようにしていきたいと考えています。